【黎の軌跡】キャラクターの一覧
「黎の軌跡(くろのきせき)」で登場するキャラクターの一覧です。キャラクラーの紹介などを掲載しています。
更新日:2021/9/18 14:26
メインキャラの一覧
メインキャラ | |||
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ヴァン | アニエス | フェリ | アーロン |
リゼット | カトル | ジュディス | ベルガルド |
メインキャラのキャラクター紹介
キャラ | 紹介 |
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ヴァン | 黒髪に蒼のメッシュ、深い蒼色の瞳が印象的な首都イーディスの旧市街を拠点に活動する若き《裏解決屋スプリガン》。
ドライで現実的な性格に思われることもあるが自分なりの筋を通すタイプで面倒見も悪くない。 仕事柄、さまざまな業界の人間ともつながりを持っており、それなりに幅広い人脈があるようだが、それでもどこか心の奥底には触れさせまいとする一面を見せることも。 偶然に近いかたちで裏解決屋となったものの、その生き方には納得しているらしく“ハズレ仕事”でもボヤきながら確実にこなしている。 |
アニエス | 首都の名門校《アラミス高等学校》に在籍している1年生の女生徒。
艶つややかな長い金髪をなびかせる、清楚で柔和な雰囲気の少女だがその涼しげな瞳の奥には強い意志を宿す。 学校では選択科目として導力杖による護身術を履修しているほか生徒会にも所属。気の置けない友人たちと協力しながら庶務としての活動に励む毎日を送っている。 とある事情で亡き「曾祖父」の遺品である“導力器オーブメント”が何者かに盗まれたことを知ったアニエスはなぜか警察や遊撃士協会への相談を避け、どんな仕事でも受けるという旧市街の《アークライド解決事務所》に依頼を持ち掛けるのだが……。 |
フェリ | 褐色の肌とやや短めの髪、小柄な体格が特徴的な高位猟兵団「クルガ戦士団」に所属する年若き猟兵。 幼いころから本格的な戦闘訓練を受けており、戦いでは一猟兵としてのハードな一面を垣間見せる一方、都会に関する知識には疎いらしく、日常生活では年相応の少女らしい素直な反応を示す。 かねてより交流のあった他の猟兵部隊が突如消息不明となった報せを受けたフェリは、独自に捜索を開始。そんななか、ウワサ話に聞いていた共和国の「裏解決屋」との接触を図ろうとする。 |
アーロン | 共和国の巨大東方人街で浮名を流す遊び人であり、血気盛んな青年たちを統率しているリーダー的存在。
三大拳法のひとつ《月華流》の剣術と拳法を修める一方、気まぐれに東方華劇で“女形”の剣舞を演じたり、カジノで荒稼ぎするなど破天荒ながらも周りを惹きつけてやまない存在感から《麒麟児》《羅州の小覇王》と呼ばれることも。 東方人街を支配するシンジケート《黒月ヘイユエ》では彼を幹部に取り立てようとする動きもあるが、当の本人は組織そのものにさほど魅力を感じていないらしい。 |
リゼット | 《マルドゥック総合警備保障》のサービスコンシェルジュを務めるメイド姿の女性。
淡い碧色の髪をなびかせたクールな美人だが、人当たりがよく何事にも丁寧な物腰で対応し、ちょっとした茶目っ気を見せるユーモアも持ち合わせている。 楚々そそとした外見とは裏腹に超人的なスピードとパワーを秘めており、その戦闘能力は一線級の猟兵さえも上回るほど。 《裏解決屋スプリガン》のヴァンには社外テスターとして専用武器や《Xiphaザイファ》の専用アプリを無償提供しており、定期的に使用状況の査定を行うといった極めてビジネスライクな関係を築いている。 |
カトル | 15歳にしてバーゼル理科大学の修士課程にある、年若き研究者。
銀髪を切りそろえ、少女のように整った顔立ちで、どこか他人を寄せ付けない雰囲気を持っている。 専門は新型戦術オーブメント《Xiphaザイファ》規格のAIをベースとした《導力ドローン》の研究開発と運用だが、物理工学・生体工学などの研究室の助手も務めており、理科大学の象徴ともいうべき天文台にも思い入れをもつ。 幼少時にとある事情で共和国の導力革命の母、ラトーヤ・ハミルトン博士に引き取られ、以後彼女を実の祖母グランマのように慕い、自身も研究者としての道を志すようになった。 |
ジュディス | ピンクがかった金髪をなびかせ、圧巻の演技でファンを魅了する《導力映画》界におけるトップ女優のひとり。
気さくな性格だが女優としてのプロ意識が高く、仕事では一切の妥協をしないほか、弱者を傷つけるものに対してはどんな相手だろうが真っ向から立ち向かう強い意志と正義感を持ち合わせている。 女優としてメディアの前に姿を現す一方、表には見せない“裏”の仕事も持っているらしく、女優業の合間を縫っては何らかの目的で秘密裏に行動を起こしている――のだが、どこか抜けたような性格のためか思わぬ失敗で醜態をさらしたり、自ら相手に弱みを握らせてしまうといったことも。 |
ベルガルド | 東方三大拳法のひとつ《崑崙こんろん流》を修めた武芸百般の達人にして大陸各地に数多くの教え子を持つ筋骨たくましい隻眼の老人。
かつては仕事でゼムリア大陸各地を飛び回っていたらしいが現在は役目を辞し、本当の名前も捨てて悠々自適の生活を送りながら諸国を巡る旅を続けている。 ヴァンにとっては彼に“真っ当な”武術を教えた師匠にして恩人でもあり、《裏解決屋スプリガン》の仕事を始める際もとくに反対しなかった。 その後――帝国と共和国の間で紛争が始まった頃、ベルガルドが何らかの事件に巻き込まれて命を落としたという報せがヴァンのもとに届いていたはずだが……。 |
サブキャラの一覧
サブキャラ | |||
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エレイン | キンケイド | ジン | フィー |
シズナ | ヴァルター | ルクレツィア | メア |
ポーレット | ユメ | ディンゴ | アルベール |
オデット | グラムハート大統領 | アシェン | ハミルトン博士 |
エスメレー准教授 | ソーンダイクGM | カシム | ニナ |
ツァオ | 怪盗グリムキャッツ | クロガネ | メルキオル |
ヴィオーラ | アレクサンドル | 《鏖殺》のアリオッチ | 《金》のオランピア |
遊撃士協会のキャラ
キャラ | 紹介 |
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エレイン | カルバード遊撃士協会において、最年少の若さでA級入りを果たした遊撃士のエース。
《剣の乙女ソードメイデン》の渾名を持ち、ヘーゼルブロンドの髪をなびかせた流麗かつ可憐、凛とした美貌はたびたび共和国内のニュースでも取り上げられており、モデルや女優のオファーまで来ているようだが本人はすべて断っており、あくまで遊撃士としての道を貫いている。 名門校卒業後に遊撃士の道を選び、伝統的な剣術をたしなんでいたこともあって国内外で目覚ましい実績を積み上げ、若干23歳という若さでA級の資格をギルド本部から授与された。 そんな折――かつての幼馴染であり、学生時代をともに過ごしたヴァンが首都イーディスに戻ってきたこと、そして、ギルドと対立しかねないような仕事をはじめたことがエレインの胸をざわつかせるのだが……。 |
ジン | 《不動》の渾名を持つ、カルバード遊撃士協会を束ねる準S級遊撃士。身の丈2アージュ近くの東方系の巨漢で、東方三大拳法のひとつ《泰斗流》を修める達人でもある。
「リベールの異変」「D∴G教団事件」など数多くの大事件解決に貢献し、2年前の世界大戦では諸国連合軍の作戦の一翼を担当。早期停戦へと導いたことがS級への推薦に繋がったが、一旦辞退し準S級に留まっている。 《泰斗流》の年下の姉弟子がCID(中央情報省)の要職にあり、兄弟子が結社《身喰らう蛇》に所属したまま謎の沈黙を続けるなど同門間での緊張関係が続く一方、有望株である遊撃士の後輩・エレインには大きな期待を寄せており、かたくななところもある彼女の成長を見守っている。 |
フィー | 《妖精シルフィード》の異名を持つ、帝国遊撃士協会所属のB級遊撃士。
共和国内で増加を続ける大小さまざまな案件に対し、人手不足を解消するための助っ人として帝国から来訪することとなった。 幼少期に猟兵団《西風の旅団》で猟兵として生きてきた過去があり、ずば抜けた身体能力と高度な戦闘技術を備えている。 クールな雰囲気を纏まとっているが意外と気さくな一面もあり、優等生タイプの先輩遊撃士エレインにしれっと冗談を飛ばすことも。 |
首都イーディスのキャラ
キャラ | 紹介 |
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キンケイド | CID (中央情報省) の統合分析室に所属する補佐官にしてエージェント。
有能な上司の下、大統領の狙いにより分断が起きている省内で上手く立ち回っており膨大な案件を日々処理しながら、現地での情報収集およびオペレーションを確実にこなす。 できる男のオーラと眼鏡をかけた怜悧れいりで整ったルックスが印象的で、スーツ姿でスマートに仕事をこなす姿に心ときめかせる同僚女性は多数。 幼馴染のヴァンが《裏解決屋スプリガン》の仕事をはじめたことには呆れつつも納得しているらしく、互いの立場を利用することにも躊躇しない。 一方で、同じく幼馴染のエレインが学生時代にギルド入りを決めた際は唯一の味方として彼女を応援し、CID所属の分析官となってからも遊撃士として活動するエレインのことを認めている。 |
ポーレット | 旧市街にある老舗ビストロ《モンマルト》を営むビクトルの一人娘。聖母のように暖かな雰囲気をまとっており、常連客にとってはマドンナ的存在。
店が入っている雑居ビルの管理人も担っており、ヴァンが特殊な仕事に就いていることを知りながら解決事務所を構えることを認めた。 かつては別の職場で働いていたらしいが、6年前に退職し、娘のユメを連れて実家に戻ってきた。 |
ユメ | 天真爛漫でいつも元気いっぱいな、ポーレットの娘。
ビストロ《モンマルト》の看板娘として店を手伝っており、2階に事務所を構えているヴァンや一般客からも可愛がられている。 父親はおらず、ポーレットも深い事情を話していないようだがユメ本人は家族と一緒に過ごすモンマルトでの日々を楽しんでいるらしい。 |
ディンゴ | 端正な顔立ちと理知的な物腰が特徴的な、ゴシップ誌《メルド》の記事を手掛けるルポライター。
共和国中を飛び回る一匹狼であり、必要と判断すれば正道とは言えない手段も駆使して取材や情報収集を行うことも。 情報屋としての一面もあるため、《裏解決屋スプリガン》をはじめとする裏社会の人間とも繋がりを持っている。 |
アルベール | 名門校《アラミス高等学校》の1年生。生徒会では会計を担当。
品行方正かつ文武両道の好男子で、アニエスとは日曜学校の高学年からの友人。 アニエスには密かに想いを寄せているらしく、時折彼女と行動をともにしている《裏解決屋スプリガン》のヴァンに対してはやたらと攻撃的になってしまう。 |
オデット | 名門校《アラミス高等学校》の1年生。生徒会では書記を担当。
首都にある良家の子女だが好奇心旺盛な性格でノリが良く、同学年のアニエスとは幼馴染の仲。 アニエスに対するアルベールの気持ちには気付いているらしく、からかい交じりに見守っている様子。 ややキツめのゴシップ誌を愛読しており、そこで得た知識の一部をアニエスに共有しているという。 |
グラムハート大統領 | 2年前に前大統領・ロックスミスを下して当選したカルバード共和国第23代大統領。
ダークブロンドの髪をワイルドになでつけ、ラフな装いもさまになるビジュアルとフランクだが頼もしい語り口で幅広い層の支持を得ていたが、エレボニア帝国からの莫大な賠償金を経済復興のために躊躇ちゅうちょなく国民に還元したことでその人気を確固たるものとした。 即断即決で知られ、各問題への対処は時間がかかる“融和”より、そうした対立を“競争”として煽あおり、別ベクトルへと変える政治手法を得意とする。 目に見えぬ分断が広がる危うさもあるが、その危うさすら折り込み済みらしく、その意味でも底知れない人物といえる。 |
レン | 共和国の名門「アラミス高等学校」2年に在籍する留学生であらゆる出来事を把握し、どんな問題でも軽々とクリアしてしまう無敵の生徒会長。 リベール王国にある「ジェニス王立学園」との交換留学制度を利用して七耀暦1208年・春に共和国へとやってきた。 留学直後に1年生のアニエスと知り合い、学生寮の部屋が隣同士だったこともあって先輩・後輩として自然と交流する仲に。 現在は生徒会でその手腕を振るっているが、はるばる留学生として共和国にやってきた理由はアラミスでの学業以外にあるらしい。 |
東方人街のキャラ
キャラ | 紹介 |
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アシェン | 共和国最大のシンジケート《黒月ヘイユエ》の有力者であるルウ家の娘。
気位は高いが根はお人好しなお嬢様で、年の離れた弟が外国で暮らしている。 2歳年上のアーロンとは幼馴染の仲で、いつも陽気だがどこか“危うさ”を感じさせる彼のことを気にかけている。 実は、《黒月》の幹部・ツァオが好みのタイプらしい。 |
ツァオ | 共和国最大の巨大シンジケート《黒月ヘイユエ》の幹部で、《白蘭竜》の異名を持つ《月華流》拳法の達人。
頭脳明晰で常に利益を優先しているように見えるが人の縁にも重きを置いている。 主家筋にあたるルウ家とは繋がりが深く、東方人社会のまとめ役を担う一方、表向きは《黒月貿易公司》社長として活動しているためクロスベル自治州やエレボニア帝国方面の利益を掌握するなど独自の地位も獲得している。 裏社会の掟を無視し、共和国内で急速に勢力を拡大しているマフィア組織《アルマータ》に対抗すべく、独自に行動を起こすようだが……。 |
銀 | “東方人街の魔人”と謳われる伝説の凶手。常に仮面で顔を覆い、身の丈を超す巨大な斬魔刀を得物としている。 かつてはシンジケート《黒月ヘイユエ》と契約を結び、東方人街を拠点に共和国内で活動を続けていたが数年前からクロスベル自治州に活動の場を移したことで《銀》に関する噂話はプツリと途絶えた状態となっていた。 長年カルバード共和国を離れていたが、マフィア組織《アルマータ》との抗争による東方人街への被害を最小限に食い止めるため、ふたたび《黒月》と契約を結んで馳せ参じることに。 |
バーゼル理科大学のキャラ
キャラ | 紹介 |
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ハミルトン博士 | 工学都市バーゼルにある、数百年の歴史を誇る理科大学の名誉教授にして総合技術メーカー《ヴェルヌ社》の元最高顧問。
《導力革命》と呼ばれる技術革新をもたらした故エプスタイン博士の《三高弟》のひとりであり、「辺境にこそ導力器が必要」という信念のもと共和国で多大な功績を挙げてきた。 3年前に名誉教授とヴェルヌ社顧問を辞すと、エスメレー准教授やカトルといった愛弟子たちに後事を託し、国外で研究を続けることになった。 |
エスメレー准教授 | バーゼル理科大学、生体工学研究室の准教授。
ハミルトン門下のひとりであり、弟弟子にあたるカトルのことを溺愛している。 最新規格の戦術オーブメント《Xiphaザイファ》開発プロジェクトでは主要設計を担当。 強烈な“天然”で性格にはやや難があるものの、レミフェリア公国のセイランド社にエプスタイン財団、リベール王国のZCF(ツァイス中央工房)との交流もあり今後の活躍を期待されている逸材のひとりである。 |
マルドゥック総合警備保障のキャラ
キャラ | 紹介 |
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ソーンダイクGM | 《マルドゥック総合警備保障》でGМ(ゼネラルマネージャー)を務める人物。
一見物分かりが良い雰囲気を醸し出しているが、実利を優先するやり手の実業家としてマルドゥック社でその手腕を発揮している。 社外テスターとして契約しているヴァン曰く「相当性格悪そう」。 |
カシム | 高位猟兵団《クルガ戦士団》一の戦士と謳われた、フェリの実兄。
佇まいは自然体で涼しげでありながら、一切の隙が無く類まれなる戦闘力と指揮能力を備えている。 《クルガ戦士団》とはすでに縁を切っているらしく、現在は故郷を離れ、遠くオレド自治州にある《マルドゥック総合警備保障》で警備主任として仕事をこなしている。 |
アルマータのキャラ
キャラ | 紹介 |
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メルキオル | 共和国内で不審な動きを見せるマフィア組織《アルマータ》の三幹部のひとり。
元々は別の組織に所属していたが、その実力と奉仕的な姿勢がボスに気に入られ、瞬く間にアルマータの幹部へと上り詰めた。 大型ナイフと様々な特殊効果を持つボムを使い分け、肉体のみならず精神まで破壊するような残虐極まりない戦闘行為を好む。 ボスの望む“恐怖”を体現すべく、共和国各地で裏工作、暗殺、破壊活動など常軌を逸した行動を取り続けているが……。 |
ヴィオーラ | マフィア《アルマータ》の三幹部のひとり。
異常なまでの加虐趣味を持っており、数十の短針を一気に放ち、相手の身体をズタズタに痛めつける短針銃ニードルガンを愛用している。 “恐怖”であらゆるものを動かそうとするボスの底知れなさに心酔する一方、新参者でありながらボスの右腕の地位についたメルキオルに対して激しい敵対心を抱いている。 |
アレクサンドル | マフィア《アルマータ》の三幹部のひとり。寡黙で理性的に見える風貌だが、戦闘時にはタガが外れ、両腕に装備した巨大なガントレットで荒れ狂ったような戦いをみせる。
かつては公的な職務に就いていたらしいが、ある事件をきっかけに祖国を離れ、共和国へと流れ着いたところをアルマータのボスに拾われた。 絶望を“恐怖”によって塗りつぶそうとするボスの在り方に感銘しつつも、どこか己の死に場所を探し求めている節も伺える。 |
《鏖殺》のアリオッチ | マフィア《アルマータ》に協力している大男で鈍い輝きを放つ厚手の甲冑に身を包み、巨大な斧槍を軽々と振るう。
大陸東部で野盗や猟兵を幾度も皆殺しにしていたらしいが、その理由については一切不明。アルマータには“恐怖”ですべてを支配する、というシンプルな理念に共鳴しているという。 現在はアルマータの最強戦力として暗躍しており、あらゆる国や組織の部隊を屠っては目撃者さえ1人も出さない徹底ぶりから、《姿無き厄災インビジブルテンペスト》と呼ばれることも。 |
《金》のオランピア | アリオッチと同じく、マフィア《アルマータ》と協力関係にある謎めいた女性で天使のような姿をした白金の人形を使役している。
他者だけでなく、自分すら無機質な“物”として見ているようで、その言動からは一切の感情を読み取ることができない。 アルマータの「“恐怖”ですべてを御する在り方」には興味を抱いているようにも思えるが……。 |
ジェラール | マフィア組織《アルマータ》のボスで、あらゆる者を従えるような尋常でないオーラと、どこまでも底知れない風格を備えている。 数年前、組織で不手際を演じた当時の首領・エンリケをジェラールが粛清、その地位を手に入れることで現在の体制を作り上げた。 人を人たらしめる概念――“恐怖”によってすべてを御するという考えを持っており、それに惹かれた強者たちが彼の下に集まり、急速に勢力を拡大。 その不穏な気配を察知した遊撃士協会や警察、さらには《黒月ヘイユエ》といった裏社会の組織までもが《アルマータ》に対抗すべく、共和国内で各々動きを見せ始めている。 |
その他のキャラ
キャラ | 紹介 |
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シズナ | 荒廃する大陸東部のどこかに本拠を置く最強の侍衆《斑鳩いかるが》の副長。
玲瓏れいろうかつ天衣無縫な佇まいで、《白銀しろがねの剣聖》の異名を持つ《黒神一刀流こくしんいっとうりゅう》の達人。 普段から最新式の強化スーツを着用し、東方に伝わる“宝刀”である、漆黒の大太刀を得物として振るう。 どこかあどけなさの残る顔立ちをしているが、強者と刃を交える際には剣聖の名に相応しい凛とした表情を垣間見せる。 その太刀筋は《剣仙》ユン・カーファイが興した東方剣術の集大成、《八葉一刀流》を思い起こさせるが……。 |
ヴァルター | 結社《身喰らう蛇ウロボロス》に所属する執行者No.Ⅷで、暴力的な気配をまとう戦闘狂。
共和国三大拳法のひとつ《泰斗流》の使い手リュウガ・ロウランの一番弟子でありジンやキリカにとっては兄弟子にあたる存在だった。 門下生の頃からすでに武術の腕は常人の域を超えていたが、それゆえに“力”そのものに魅せられてしまい、師であるリュウガを殺め、人を活かす“活人拳”ではなく人の命を奪う“殺人拳”を磨く道へと進んでしまった。 現在は共和国内でとある若者を追跡しているらしく、ヴァンたち《裏解決屋スプリガン》とも接触することになるが……。 |
ルクレツィア | 《黄金蝶》の異名を持つ、結社《身喰らう蛇ウロボロス》の執行者No.Ⅲ。
常に素顔をベールで隠しているため表情が伺えない上、はんなりとした雅みやびな言葉遣いが特徴で、腹の内を探りきれない独特の雰囲気を持つ。 かつては《月光木馬團》と呼ばれる暗殺組織に所属していたが、結社との抗争に敗れ、軍門に下ることとなった。 異形にして長大、バターナイフのような形をした《ダスクグレイブ》を振るい、空間ごとえぐり取ってしまう凄まじい攻撃を繰り出す。 |
メア | ヴァンの戦術オーブメント《Xipaザイファ》にインストールされている特別製のホロウコア(支援用AI)。
かなり自己主張の激しいタイプだが、AIとして設定されたパーソナリティであり、“自由意志”は存在しない。 普段は他のホロウコア同様、音声ガイドによるサポートを行っているがヴァンの身の回りで“何か”が起こることでホログラムのようなアバターとして現実世界に顕現する。 その際はAIにはあり得ない“意志”を自ら示し、ヴァンの全身を“悪夢を纏まとった”姿――壮絶な殲滅力を振るう《魔装鬼グレンデル》へと変貌させる。 |
ニナ | 東方系ハーフの人気アイドルにして、本格演技派の若手映画女優。
演技に関しては自然体ながら天賦の才能を持っており、彼女に注目している業界関係者は数知れず。 先輩女優であるジュディスのことは後輩として、友人として、そして、ライバルとして尊敬しているらしい。 |
怪盗グリムキャッツ | ここ数年カルバード共和国を賑わしている謎の怪盗で、しなやかな体躯と抜群の戦闘力を兼ね備えた女性であること以外に正体はまったく分かっていない。
汚職にまみれた政治家や官僚、違法な手段でミラ儲けに走る大企業やマフィアを相手に盗みを働くことから大衆には人気で、ゴシップ誌が特集を組むほど。 大陸各地に出没する《怪盗B》や、都市伝説のように語られている東方人街の凶手《銀》といった存在もあるが、近年、共和国内では目立った目撃情報も無く代わりにグリムキャッツに関するまことしやかな噂話が広まっている。 |
クロガネ | 大陸東部の侍衆《斑鳩》の副長・シズナの従者で彼女のことを「姫」と呼ぶ覆面の偉丈夫。
東方に伝わる「忍び」のひとりで、数え切れないほどの戦場を駆け抜けた者にしか備わらない、真なる強者の風格を備える。 太刀と忍びの使い手が集う《斑鳩》だが、クロガネの超人的な肉体と体術&磨き抜かれた暗器術《朧月流》は結社《身喰らう蛇》の執行者たちにも匹敵するという。 |
《破戒》ハーウッド | 《千の破戒者》の異名を持つ結社《身喰らう蛇ウロボロス》の使徒・第四柱で、煉獄の悪魔すら蝕み、腐食させるほどの“謎めいた”力を操る。 《黄金蝶》ルクレツィア同様、かつては暗殺組織《月光木馬團》に所属。結社との抗争の後、軍門に下ったハーウッドは《盟主グランドマスター》から使徒としての役割を任されることになった。 古今東西のあらゆる悪事を研究&実践してきた犯罪のスペシャリストであり、己の欲望のままに行動しているが今回の共和国内での動きには結社の“ある計画”が深く関わっているという。 |